ある者は天才経営者。
ある者は成功者。
またある者はビジネスや経営の神。
果たしてその実態は?????
ただの守銭奴です(笑)
彼等はものすごい金持ちや成功者でありながら、私達の目の前に登場するまで、誰も知らなかったレアキャラですw
任天堂の社長が語る商戦略。
トヨタ創業者のビジネスモデル。
こういう著書があれば、多くの人が手に取ると思います。しかし、こんな人々を遥かに超えた知識とスキルを持った成功者が現れます。
「え?誰?」と戸惑っていると、彼の取り巻き達が言います。「このお方を知らないのか!!!」
スーパーサイヤ人は言います。「あなたに成功して欲しい。お金持ちになって欲しい。一緒にハッピーになりましょう。」
なんだかよくわからないスーパーサイヤ人は、私の成功を願い、財布の心配までしてくれる。
「見て。僕の成功の証を。」高級外車や金の延棒をちらつかせ、「あなたにもこうなって欲しいの」と微笑む。
次から次に沸いてくるスーパーサイヤ人。「ウザイ!!!」と本気で思います。
スーパーサイヤ人に騙される人がいるのは、ひとつ勘違いをしているからだと思います。
「お金が人を幸せにする」という考えは間違いです。世の中が金を追い求めて働く奴隷を作りだす為についた嘘です。
そうではなく、「お金をどう用いるか?」が、人を幸せにするのです。主権者はお金では無く、それを得たり使ったりする人の方です。
誰かがそれを独占すれば、数が決まっているので誰かが不幸になります。この状況がひとつずつ増えて行くと経済が円滑にまわらなくなり、独占して抱え込んでいた人のお金も価値の無い物に化けます。
お金の価値を上げる方法は、誰かが誰かよりも金持ちになる事では無く、限られた数しか無いそれを隅々まで廻して行き渡らせる事です。
これによって需要と供給が埋まり、社会が発展します。
一人で豪華な食事をするよりも、2人で思い出に残るようなディナーをする方が人を幸せにします。
自分の為にしかならない欲にお金を使うより、自分に投資する事でスキルや知識、技術を得て誰かの役に立つ方が満足します。自分は凄いと言わなくても、誰かが「あの人は凄い」と言ってくれます。感謝もされます。
お金に主導権を握られるのは馬鹿げた事です。
ペットに綱を引かれて散歩する飼い主はいません。飼い主がペットに綱をつけて歩くのです。
欲でお金を集める人は拝金主義に陥っている人が多いのですが、拝金主義はある種の共産主義です。人が支配してコントロールするはずのお金に力を持たせてはいけません。正義も公正も死んでしまいます。
金がある者は正しい者のように振る舞い、多く持たない者は罪が無くても裁かれる社会になります。
だから拝金主義は人間社会の敵です。
また、金銭欲に塗れた人も、人間社会の害悪です。
頑張った分だけ得られる。蓄えたいだけ蓄える事ができる。この社会を壊したく無いのなら、スーパーサイヤ人に騙されないようにしましょう。
彼等は金銭欲を餌に持ち上げられているので、それが無くなれば見向きもされません。これは成功者でしょうか?
エジソンは何故有名なの?
アインシュタインは?
モーツァルトは?
金で得られる栄養や功績は後の世代に残りません。
自分が生きてきた足跡を残さなければ意味がありません。
世界でなくても、地域、業種、子孫、家族。自分が生まれて生きてきたその跡を残す為の補助になるのがお金です。
人が寄ってきても「おごってもらえるから」という理由で楽しいですか?
それよりも「おごってやるから来いよ。おまえがいないと楽しくないんだ。」と、自分が払ってでも来て欲しいと思われる方が人の心に残ります。
「稼いだ者勝ち」と豪語するような欲丸出しの下品な人物。
なんだかわからないけれど「私はすごい」「私は成功者」と言っているけれど、人間的価値が疑わしい人。
一旦冷めた目で見ると、騙される事は無くなると思います。