2019年11月08日

語彙数は人を作り育てる

少し、私という人を紹介しましょうか?

ハッキリ言って馬鹿です。
馬鹿ですが、私は特に気していません。逆に「あいつ馬鹿だからなぁ」と笑って許してくれる人達の中で、笑って生きていたいです。

まぁ、色々と並です。
特別良い事をするわけでもないし、良い部分もあれば悪い部分もあります。性格の良い部分もあれば、悪い部分もあります。特に目立った何かを持ってるわけでもありません。

私はイエスキリストの民です。
信仰者としては落ちこぼれだし、特に学を得ていません。けれど、こんな私をキリストは大好きなのです。私もキリストが大好きです。

私は完全じゃないし、完璧主義者でもありません。
悪い・間違った考えも起こすし、悪い・間違った事もします。だから人にも完全さを求めてはいません。しかし、濡衣や言いがかりとは戦います。理不尽だし、間違いを自分の罪として背負えるほど聖人ではありません。


自分の紹介を書こうと思えば、自分の取り扱い説明書が出来上がってしまうなぁと思います(笑)

馬鹿という単語は割と便利な言葉なんですよ。細かい事を言わなくても済んでしまいますから。




私は、語彙力をとても大切に考えています。それは、四字熟語や論語のようなものを指していません。

人は考え事をする時、何を使いますか?

  1. 精神


これらも当然使いますが、1番よく使うものは知っている言葉です。
他人に対してもそうです。言葉を当て嵌めて考えるのです。

少し試してみましょうか?

【問題】今日あなが、食べた食事の中で、1番美味しかった物を思い浮かべて下さい。
それを今食べているように実況してみて下さい。目の前にカメラがあって、視聴者に、その食べ物を紹介するようにお願いします。
どれだけの時間実況できるか、スマホのストップウォッチで時間を計りましょう。

さて、何を食べて実況したでしょうか?
ちょっと比較用に条件を追加しましょう。以下の条件通りに実況して、再度実況時間を計りましょう。

【条件】実況の条件をつけます。
「美味しい」や「美味しくない」という言葉を使わずに実況して下さいね!

どうです?時間に変化は見られましたか?このように、多用される言葉を次々に奪っていきます。
「しょっぱい」「からい」「冷たい」たくさんありますね。

このは、表現力をつける為の訓練で使われる方法です。

旅番組の料理やグルメ番組の料理を視聴者に紹介するとき「美味しい」を多用する人物は使えない人なのです。
激辛料理を食べさせられて「からい!」と言うだけの能力の人は、リアクションに頼るしかないので、ラジオ番組には不向きです。

同じ単語を何度も繰り返し言うだけの人は、できない子なのです。それでは視聴者に何も伝わりません。




実況は、それを食べた時何を思ったか?何を感じたか?これらを語るのです。

知ってる言葉が多いほど、それがどのようなものかを他人に伝える事ができます。

知っている言葉の数が影響するのは、表現力だけではありません。

自分が他人をどう見るか?

これにも影響があります。

『A子は優しい』。これを具体化できますか?
いくつかの言葉で言い換えてみて下さい。

優しいを具体化できる言葉を、私も少し上げてみましょう。

  1. 親切だ。
  2. 面倒見が良い。
  3. 思いやりがある
  4. 温かい。
  5. 親身だ
  6. 柔らかい。


最後は少し伝わりにくいですか?態度や言葉の柔らかい人。相手に合わせてそれをするので、優しいの種類に入ります。

『A子は優しい人だ』よりも『A子は面倒見が良い人だ』と言う方が、具体化できますよね。

面倒見が良い=優しいから。

自分が他人をどう見るか?これは、自分の知っている語彙数が影響するのです。

語彙数が少ないという事は、多様性を持って人を見る事ができなくなります。
知らない言葉でものを考える事は絶対にできないからです。

優しいという言葉を知らずには「A子は優しい」と考える事ができません。また、優しいの意味がわからずに「A子は優しい」と言うことはできません。

自分の常識という世界が狭くなってしまうのです。

「嫉妬すんな!」
「はぁ?嫉妬って何について?嫉妬する要素が無いんですけどw」
「嫉妬は嫉妬だよ!あいつの方が稼いでるしな!」
「だーめだ。話にならん!」

こんなやり取りはYouTuberの掲示板で、頻繁に見かける会話です。

人生の成功を何に置くか?これによって成功の意味が変わります。

稼ぎで誰にも負けない事が成功の人もいれば、最愛の人を見つける事が成功の人もいる。
得た学力や知識を思う存分発揮できる職に就けば成功の人もいれば、有名な上場企業の一員になる事が成功の人もいる。
金を稼ぐ為にプロスポーツ選手になりたい人と、好きなスポーツのプロになりたい人も成功の意味が変わります。

「あいつは嫉妬してるだけ」という多様性の無い常識は、相手の意見を退ける事はできません。「嫉妬してるだけ」という見当違いな意見を述べているからです。
逆に「嫉妬してるだけ」と考えている人に、どんなに意見をしても無駄です。多様性が無いので、意見を受け取るキャパが無いのです。
そして、双方に言える事ですが、「どちらも相手を具体化できるほどの付き合いが無い」という現実があります。




一時期流行した『国語辞書学習法』は、子供達にやらせて損は無いと思います。常識の範囲も、生き方も、交流も、語彙が増える事で多様性がでます。

「私にはわかる」とか「間違いない」とか言う人がいますが、知識が深く、賢い人ほど絶対に言わない言葉ですよ。

知恵と知識がある人ほど、言い切れる事なんて少ない事を知っていますから。
医者が「この患者は助からない」と思っても「助かる」と思ってもそう言い切らないのは『万が一』という多様性を認めているからです。

自分の知らない事や理解できていない事が、まだまだたくさんある事を認めているので『万が一』に備えて発言できるのです。

言い切る事は力強く説得力がありますが、手法として使う(自論を述べる等)以外で使うと「こいつ馬鹿だなぁ」と思われてしまうのでマイナスです。

最近のDaigoさんも、多様性を排除した結果突かれてしまいました。

もっとおおらかになるためにも、もっともっと語彙数を増やしたいです。

posted by Mako at 19:10| 日記