2020年06月02日

木村さんの件をもう少し考えてみる
















天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)

老子

《「老子」73章から》

天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。
悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。



木村花さんが、SNS上の誹謗中傷を苦に自殺?という報道があってから、多くの人が「誹謗中傷をした人々は裁かれた方が良い」とあちらこちらに書いているのがまだ目につきますね。その思いにマッチすると思う老子の言葉を引用しました。


「SNSなんてやめればよかったのに」という意見もあります。


hibiscus_15.gifSNSをやめれば良かった?hibiscus_15.gif



木村さんが一般人なら、それも解決策になたかもしれません。一般人ならというのは少し違いますよね。一般人では無いから特にそうではなかったと言えると思います。


現在では、インフルエンサー採用枠を企業が設けている時代です。つまり、一般人ですら、フォロワー数や発信力が収入や就職に影響する時代なのです。アイドルやタレントと違う木村さんのような立場の場合、ネット上での価値(数字)によって得られる仕事は当然あると思われます。


SNSが収入が直結する時代に入っているのだから、時代の変遷に合わせた解決策が必要だと思います。ネット上の誹謗中傷を警察に相談しに行ったら「SNSやめたら?」「動画配信やめたら?」と解決策のひとつを提示された事がある方もいると思います。心無い誹謗中傷についての対策が、時代に合っていないのですよね。


例えばですけど、私はレシピを書き溜めています。ごく稀にですが、わかりやすく言えばスポンサーがつく事があります。これはフード系インフルエンサー事業の個人版のようなものです。もし、私がいわゆるスポンサーがついてのレシピを書いている事の基準がSNSでの発信力やフォロワー数を武器にしていたら?もし、それで生計を立てているなら、絶対にSNSはやめられないのです。ユーチューバー達だって、アンチがつこうが、ツイートで何かしでかしてしまったりしても、SNS連動をやめないじゃないですか?やめられないのです。収入や仕事の数、価格に影響するからです。


これからますます、個人がインフルエンサー業をやる事象が増えていきます。ユーチューバーとして地位を確立している人たちは別として、一般人との境界も難しくなっていくのはないかと思います。かなり先の未来だと思いますけど。


hibiscus_15.gifアンチはアンチを自認していないhibiscus_15.gif



アンチをやっている人の多くは自分自身がアンチだと認識できていません。


「相手に落ち度があるのだから」「自分が悪いのでは?」という『叩かれて当然』という認識があるだけなのです。虐めの『虐められる側にも原因がある』という思考と全く同じなのです。


だから、自分は悪い事をしているのではなく『当然の事をしている』『言われて当然』と考えています。


私は『虐められる側にも責任が論』に断固反対派です。けれど、多くの人と同じように「やれやれ…」と深入りしないように黙るか、傍観する側にまわってしまう事が多いです。


その粘着やアンチ行為、誹謗中傷、風評に対して対処できるのは本人だけだからです。他人が口をはさんでも、アンチのアンチが存在しているだけの状況になります。


アンチにアンチをするアンチもまた、元のアンチと同じなのです。「粘着するのが悪い」「中傷するのが悪い」結局元のアンチと思考が同じなのです。相手の行動や発言を制限したり、やめさせたりできる人は、それをされて何かしらの不利益を受ける人だけです。その当事者間の関係に入らずに同じ事をしても、同じ理由で罰せられます。


今回の件は、番組制作側・放映する側に問題がある事は私も賛成します。このご時世、アンチが沸く事はわかっていたはずです。台本なしと言っても、多少の演出は必要です。皆が仲良く協調性をもって生活している。これでは番組になりません。ときには悪役が必要だし、ムードメーカーも必要。大家族ドキュメンタリー系もそうですが、何かしらの演出は必然です。それが理解できない素直な視聴者を間接的殺人者にしてしまったり、なにかしらの社会から抹消する事は、原因を取り除かない愚かな行為です。


クレームや批判は、出演者ではなくて番組側に行くようにすべきですよね。


hibiscus_15.gifおまけhibiscus_15.gif



『ようこそ実力至上主義の教室へ』というアニメがあるの知っていますか?こちらにアニメの詳細が書かれています。

最前列に主役・準主役の二人がいます。その後ろの少女2人の右側。なかなか怖い性格の少女なのですが…


ニコニコ生放送に昔からいる隠れアンチに近いですw


本人の前では良い顔をしているし、親身なそぶり、でも実際は…って感じのあれです。一番怖いのは、アンチアンチしているよりこっちだよなぁって思います^^;

posted by Mako at 19:39| 日記