2020年10月08日

馬鹿か賢か?

N国 or ホリエモン新党の党首、立花さん。
タッチーは『バカかかしこか?』というふうに、あの参院選で話題になりました。現在は何週もグルグルまわって『うん。あいつはバカだな。』という結論に至ってる人の方が多い印象です。かしこであって欲しかったので少々残念です。

最近彼の動画を見ていなかったのですよ。
で、ユーチューブのホーム画面にみずにゃん動画がありまして…。

▼みずにゃんがあげていた動画▼


私はこの動画を見て、タッチーが私人逮捕の要件を身勝手な解釈をした結果、刑法22条違反(逮捕監禁罪)になる可能性がありますよと言っているのかなぁ?と思いました。
でも、タッチーの方の動画もどれがどれやらわからない。多すぎるし(笑)
で、タッチーといえばカピバラチャンネルですから(笑)そちらを見ました。

▼たぶんコレの事?かしら?▼





私の基本的な姿勢



あれこれ言う前に、先にこれを書いておこうと思います。

問題について考えるとき、私はひとつのルールを自分に作っています。

政治の〜という法案が問題だ!という話題があったとき。政治好きの方なら、政治系討論番組を見たり、それ系執筆者が書いたものを読んだりするじゃないですか。
私はこれを避けるんです。
感化されてしまうからです。

1. その問題を見る前に、その問題が何かをザッとしって、
2. 問題の内容や理解の部分に整理をつけてから
3. 反対意見の主軸になりようなものを読む・見る・聞くのどれかの手法で知る。
4. 必要があれば衝突している意見を読む・見る・聞くのどれかの手段で知る。

3と4は、広く考えるためであって、省けるなら省きたいのが正直なところです。

YouTube上の話題はそれができないので、私の中でのポリシー的なものがね(笑)
「おまえにそんなもんあんのんか?」って言われそうですが(笑)
そこに反して始まるのであまり好きじゃないです。




用語の問題



『法律事件』という用語についてですが、事件と聞くと「殺人事件」「強盗事件」のように、いわゆる事件を思い浮かべてしまうのですが、これを法律用語的に解釈すれば、世間でいう『案件』と同じです。

一番間違いない解釈の仕方としては『契約案件』と覚えてしまうのが良いと思います。契約は法律行為です。

友達同士の約束、遺言、こういうものも契約です。
「あの大学に合格したら欲しがっていた車を買ってあげよう」このような親子関係の約束事も『法律事件』つまり『法律案件』です。
「大学に合格したのに車を買ってくれない!頭にきた!訴えてやる!」こういう問題が起きたとき(笑)『法律事件』として扱われる。それが裁判上で争う事になってもならなくても呼び方は『事件』です。

というのは、これは大きな分類としては条件契約と呼ばれる契約行為になります。そして、細分化すれば、条件が満たされるまで停止されている(実現しない)契約なので『停止条件』と呼ばれます。
だから、この争いが裁判上に乗ると、最初の論点付けの段階で「此の停止条件」という風に言われたり書かれたりします。

で、これは『停止条件』が守られなかった『事件』と呼ばれます。いつから『事件』となりますか?
「あの大学に合格したら欲しがっていた車を買ってあげよう」と親が言った時があり「お父さん、お母さん、あの車買ってよ!」とおねだりした時があり、(これは法律上の時系列では意思表示時期になります)その双方の意思表示が合致したときからとなります。これをわかりやすく言うと約束成立の瞬間です。互いに約束を交わしたときから『契約事件』になります




NHK職員の弁護士法違反?



弁護士法違反を一般社会にあてはめるって、なかなか無い事なんですよ。それで興味を持ったのが正直なところです。

通常弁護士法違反が出てくる例としては、仕業同士の業種争いになります。

・行政書士
・司法書士
・社労士
・弁理士

こういう仕業間でのビジネス分野的争いで、実際に逮捕やら罰金やらというイザコザが起きていて、この手の話題で出てきやすいのが『弁護士法違反』なんですよ。

弁護士なら法律行為の全てがゆるされている…というわけではなく、扱える中身が広いのです。仕業には、その仕業の資格所有者しか許されない行為というのが定められています。
それぞれ法律が軸にある職業ですので、時々他の仕業職だけが許されている法律行為にあたってしまう場合がでてきたりするんですよ。
「まぁ、お得意さんだし」「顧問契約している会社だし」こういう理由で、おまけ的にそこをやってあげてしまう仕業さんがいたりするんですよ。わざわざよそに依頼すれば、結構な金額を取られる事を知っているので「ついやってあげたくなってしまう」というような事ですね。
それで、弁護士というのは許された法律行為の範囲が広いので、「おまえうちらの業務に首つっこんだな!」
みたいな事が多い。
そういう仕業間での仕事の取り合いというか、専門分野のプライドというか?(苦笑)
そういう事で話題になりやすいんですよね。

第三者(この場合法律業と無関係の人)が第三者に向けて使う言葉ではない。そういうイメージが私の中で強いわけです。

もう興味深々ですよ(笑)




タッチーの法解釈(笑)



まさしく『馬鹿か賢か?』ですよね(笑)
それを弁護士法違反と言ったら、法律を扱うすべての仕業が廃業するしかないし、会社も会社として成り立ちません(笑)

あ、一応言っておきますが、タッチーの動画は見てません。だってどれなのかわからないんだもの(笑)

取引をしているA社の社長さんが、新しいビジネスを考えているときにですよ?その業務にピッタリ合いそうなB社の社長を紹介した。これだけでも弁護士法違反になるようなわけのわからない理屈です(笑)

会社って法人て呼ばれますよね。法人と呼ばれる理由を考えた事ありますか?

『法律上は一人の人と同じ権利を認められた団体』です。

最近証券の問題で名前があがった富士通。これは会社ですよね。でも富士通という人に会った事はありません。
トヨタ商事という名前の会社があっても、トヨタ商事さんに会った事がある人はいません。
会社は人ではないからです。

人ではない以上、人に赦された行為はできない事になります。口座や土地を持ったり、誰かと契約や約束をしたり、人と売買を行うとかね。そういう事ができないわけです。
でも、実際社会で生きていくためには会社が必要じゃないですか。ですから、法律上1人の人と同じように法律行為を認めた(人が持っている人権の一部を付与した)のが会社という組織です。

富士通であろうとトヨタ商事であろうと、その本人に会った事がある人はいません。しかし、その社員さんや労働者、請負をしている人になら会った事がある。そうですよね。
パソコンや車の販売員さんだってそれになります。これを正確に表現するなら会社の機関と呼ぶのですが、そこまで用語に正しくなくて良いと思います。
とにかく彼等は、富士通なら富士通の、トヨタ商事ならトヨタ商事の人として私達個人の前に現れるわけです。

こうして目の前に現れた人と交わした契約が守られなかったとか、その人から購入したものが欠陥品だった。こういう事が起きてしまった場合、責任はだれが?という問題になりますよね。
「一体だれが責任を負うの?」この大事な部分ですね。
この責任を負うのが会社という『法人』です。

存在しない物は責任を負えません。歯磨き中に出血したから、歯ブラシに「お前責任取れ!」と言っても歯ブラシは責任を負えません。歯磨き粉もそうですね。責任を負えません。

犬や猫だってそうです。噛まれたから、引っ掻かれたからと言って責任追及しても責任を負えません。負えるのは飼い主や管理している機関等ですね。野良では無理です。

人が関与して初めて責任を負える存在になれるわけですね。

責任を負う事を『責任の帰属先』と法律上では呼んだりするんですけど、この帰属先になりえる存在になる事。人以外でもそれになれる事。それが法人の存在です。
自社の労働者が何かトラブルを起こしてしまった。その相手先となってしまった被害者に対して責任を負える存在。これが法人なのです。

社員の行為



法人がなんたるかの一般的知識を書いた後で、問題に戻ります。

その人個人が所属する会社、その業務。この範囲内で行っている法律行為は、その法人格に与えられた(許された)行為です。基本的に。それ以外のものは然るべき機関に通報すればよいのです。
違法行為があった、犯罪があった、こういうものですね。

消費者センターだってその一部です。

請負業なら提携している親会社になる存在に通報するという手段もあります。

法律上許されていない行為が行われている場合と、緊急に逮捕の必要がある場合は異なります。

今、まさに空き巣にでくわしてしまった。こういうとき、腕っぷしに自信のある人ならば、自分で取り押さえるという事があります。
今まさに女性が痴漢されている。こういう場合も、その触ってる手を取って…という場合もありますよね。
これ、どちらも現行犯です。

憲法33条にあるように、現行犯逮捕の場合を除いては、逮捕する事を業務にしている国の機関であっても、司法権が発する令状が無ければ逮捕できません。制限されています。
これが私人に自由に認められるわけが無いじゃないですか(笑)

会社の業務として認められている行為を、会社の労働者として行われる行為に対して自由に私人逮捕が許されるのであれば、社会の秩序が保たれません。

「タッチー。無茶苦茶やなぁ」

という意見が出るのは当然の事です。業務として認められている行為を妨害すれば、妨害した側の責任が問われてしまいます。




さてさて・・・・
タッチー支持者・同意見の方々、ここをどう考えるのでしょうね?
「そうだそうだ!逮捕だ!」と乗っかるのでしょうか?

あの・・・ホリエモン餃子店事件もそうですけど、嘘の情報を混ぜてファンに物品を売るインフルエンサーやユーチューバーもそうですけどね…。
自分の支持者や応援者、ファンに損害を負わせたり、未来責任を問われるような事をたきつけたりする行為をするような人には近づいてはダメだと思います。私はね。

あなたが社会的責任を問われても、彼等はあなたが負うべき責任とは無関係の立場で知らん顔ですからね?

ってか、むやみやたらに人を信奉するような行為、信者状態になる事はしない方が良いです。
彼等は何も返してくれませんからね。自分の時間や金銭を消費したからといって、何も返してくれません。
「ありがと〜!」と言ってニコニコ笑うぐらいの事はしてくれますが(苦笑)

あるユーチューバーさんの炎上から、ユーチューブのコメント欄を信用しなくなった人が増加しました。これはネット上の意見を見た私の主観ですけどね。数字を取ったわけでもないので。
そこにあるコメント以外の場所と、意見が違いすぎるからです。

これによって、そのユーチューバーさんを嫌いになる人まで出てきている(そういう意見がネット上にある)事も、私は興味深かったです。

結局そういうものなんですよ。本物のつきあいでは無い。本物の知り合いではない。こういう部分は常に意識して視聴する必要があると思います。
posted by Mako at 01:49| 日記