2019年12月10日

弱い者の神

やもめ【寡・〈寡婦〉・孀・鰥・〈鰥夫〉】
@夫のいない女。夫を失った女。未亡人。後家。《寡・寡婦・孀》
A妻を失った男。妻のいない男。やもお。《鰥・鰥夫》〔古くは男女とも未婚にも既婚にもいったが、現在は主に既婚にいう〕
大辞林より


聖書の神はやもめ、孤児、在留異国人を例に上げ、弱い者・虐げられる者の裁き主と言われます。

見よ。イスラエルの君主たちはみな、おまえの中で暴力をふるって血を流している。
おまえの中では、父や母は軽んじられ、おまえのところにいる在留異国人は虐待され、おまえの中にいるみなしごや、やもめはしいたげられている。
おまえはわたしの聖なるものをさげすみ、わたしの安息日を汚した。
おまえのうちのある者たちは、血を流そうと他人を中傷し、ある者は丘の上で食事をし、おまえの中でみだらなことをした。
おまえの中では父が裸をあらわされ、おまえの中では、さわりのある女が犯された。
ある者は隣人の妻と忌みきらうべきことをし、またある者は嫁とみだらなことをして身を汚し、ある者はおまえの中で、自分の父の娘である自分の姉妹をはずかしめた。
おまえの中では、血を流すためにわいろが使われ、おまえは利息と高利を取り、隣人を虐待して利得をむさぼった。おまえはわたしを忘れた。

−−神である主の御告げ−−

エゼキエル22:6〜12節


信仰者を教える者達、祭祀達や学者達にも、やもめや孤児、在留異国人についても…
その手に任せられた人が、かえってそれらを悩ませ、虐げ続けた場合、聖書の神はその人達に「それらを捨てよ」と言う事がある。
つまり、「あなた方にはもう任せておけないので、あなたの手からこれらを取り上げる。私がそれの世話をする。」と立ち上がられるという事です。




親が子を捨てたようでも、子が親を捨てたようでも、妻が夫を、夫が妻を、友が友を捨てたようであっても、寄留者が国を去ったようであっても、実は神の意思が働いていて、それを治める者の手からそれを取り上げられたのです。
キリスト教徒というのは本来これです。神が教師達や祭祀達から取り上げた羊なのです。

一国の君主がその国を治める社会で、弱者が消え去り強い者だけが残る事は、君主にとっては不幸です。
時の評価によって英雄が変わり、武力・財力・政治力…etc それによって君主が君主である地位を脅かします。
失墜してからは、虐げた者達よりも虚しいものです。

さて、家庭や家は、それを治める君主のものです。
虐げや暴力、貪りがあってはいけません。
人を管理しようとすればする程、自分の負う責任は強くなります。
特に子に対してはそうです。




私は、聖書の言う事の正しさをいろんな角度から見ています。
神が結び合わせた者を引き離してはならないという教えは、本当に正しいと思います。
しかし、それができない人の弱さも同時に見つめています。

『人が1人でいるのは良くない』と、神は男には女を、女には男を与えました。
互いが愛によって結ばれてひとつとなる為です。
ですから、結婚はした方が良いのであり、するのは正しい事です。
しかし例外もあります。

イエスは彼らに言われた。「モーセは、あなたがたの心がかたくななので、その妻を離別することをあなたがたに許したのです。しかし、初めからそうだったのではありません。
まことに、あなたがたに告げます。だれでも、不貞のためでなくて、その妻を離別し、別の女を妻にする者は姦淫を犯すのです。」
弟子たちはイエスに言った。「もし妻に対する夫の立場がそんなものなら、結婚しないほうがましです。」
しかし、イエスは言われた。「そのことばは、だれでも受け入れることができるわけではありません。ただ、それが許されている者だけができるのです。
というのは、母の胎内から、そのように生まれついた独身者がいます。また、人から独身者にさせられた者もいます。また、天の御国のために、自分から独身者になった者もいるからです。それができる者はそれを受け入れなさい。」
マタ 19:8〜12





私は今、なんらかの事情で「早く家を出たい」と思っている息子や娘達、そうしなければならないと思っている息子や娘達に対して思ってるの。
正しく裁いて正しく取り扱ってくれるのは、話を聞いてくれる友人でも無く、恋人でも無く、あなた方を愛して世に送り出した命の親である神ですと。
クリスチャンはイエスキリストによって養子縁組された神の子です。しかしあなた方は、もっと直接的に神の子です。蔑ろにされた分だけ、虐げられた分だけ、神があなたの世話をします。寂しかった思いも、辛かった心も癒されます。

それを証明する事物は難しいけれど、私はひとつ証ができます。
それによって、治められる者であったあなた方が、彼らを治める者のようになります。
すぐにではありませんが、やがてそのようになります。
そこからあなた方を虐げ、苦しめた者達は恥を見るようになります。
しかし、たかぶって仕返しをしようなどとは思ってはいけません。それは自分を高く上げ、そのようにしてくださった神を蔑ろにする行為です。そのようになれば、今度は自分の治める領分を取り上げられるのです。
子が親に似るように、命の父に似るように育つのが正しい事です。

posted by Mako at 09:33| 一人じゃないよ