2020年01月09日

A or B? 投機か投資か?的考え

A or B?
いいえ、Cです。

この考え方について最近書いているのですけど…

『絶対に嘘をついてはならない』という国で、末期の小児癌にかかった幼児に聞かれます。「僕、死ぬの?」
最後の瞬間まで、少しでも楽しい思い出を。そう考えているのに質問されてしまうのです。
「ああ。死ぬよ」と言えば、その男の子は泣き暮らすかもしれません。

『絶対に嘘をついてはならない』というルールの国ですから、嘘は言えません。

「ああ。死ぬよ。みんないつかはね。私だって、きみのお父さんだって、みんないつかは死ぬんだ。」
こう答えても「いいえ、Cです。」の答えにはなりますよね。
ただひとつ見落としがあります。

『絶対に嘘をついてはならない』というルールは、自分が決めた事なのです。
広い社会に出れば、場合によっては嘘も許される事は割と多いのです。

『嘘も方便』

事をうまく運ぶためには、一つの手段として時には噓が必要なこともある。


嘘=悪という狭い社会に自身を置いているので「僕死ぬの?」としつもんした幼子に困るのです。

厳格さというものは、メリハリをつける為なら良いですが、厳格さに人を合わせれば行きにくいだけです。

厳しい社会に身を置くならなおの事、ホッと一息つける空間が必ず必要です。

善か悪か?この2択しか無ければ、善と判断された以外の人は、全員生きられません。
修行僧だって、ゆっくり休む時は休むのです。




参考リンクをAmazonのKindleで貼りますね。
昭和最後の相場師と呼ばれた是川銀蔵という人がいます。
相場師と呼ばれるぐらいですから、株取引の大物です。数十億単位を稼ぎ出した化け物です。

本の内容はよく知られた事なので、顔を知れれば良いと思います。



最後の相場師 是川銀蔵

昭和最後の相場師とタイトルにありますが、彼は相場師ではありません。

「相場師ってのは、ろくな調査も研究もせず僥倖を当てたり切った張った、イチかバチかで勝負する者のことや!」

僥倖=思いがけず舞い込んで来る幸運やツキの事。

このように言って、本人も相場師である事を否定しています。

短期的な投機は相場師のする事なので、是川銀蔵はやりません。
長期でじっくり待つのです。
大企業の会長や社長達との付き合いも、銘柄調べのひとつです。

これを私の今のテーマに置き換えれば、AかBか?の世界観にいる人が相場師という事になります。




少々シノギ的な話になりますが、ある会社の経営を脅かせるほど株を買い占める。
その会社への発言権を持ち、企業経営が円滑にいかない状態にする。

株を買い占めているので、株価も上がっている。

この状態で、その会社に株の買い戻しをさせる。これで荒稼ぎしていた人々がいます。

そして次に、例えば「銀さんが買ったのだから」と、是川銀蔵の買った株を後買いする人達がいました。

市場の株価に影響が出るほど、何人かで株を買い続け、上がったところで売り抜く人達もいます。

是川銀蔵からすれば、こういう人達が相場師なのです。ある意味、本物にとって相場師という呼び名は、蔑称のようなものだったのです。

AかBか?
これが、儲かるか儲からないか?に変わるだけです。
本物は目先の上げ下げに目を向けません。必ず上がる時期を長期的に見越して買う。
だから、彼は、他の投資家のように消える事なく一生現役の神でいられたのです。




目先の金魚に飛びつかず、錦鯉を待つ。
これもAですか?Bですか?という狭い視野から出てこそできるものなのです。

狭い視野、常識、価値観に閉じ込めるのは自分です。

その価値観の帯に合わないからと、攻撃したり排除したりしていると荒廃します。

善なのか?悪なのか?
見方や立場によって変わらないものは少ないのです。
その狭い視野を他人に押し付けるのは、共産国的であり、自由を認めず、棄てる行為です。

賢い者となるか?
愚かな者となるか?

広い視野を持てる方が賢いと私は思うのよ。
たぶんね…

posted by Mako at 22:58| 日記